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 栄養状態がよくないと治療の妨げになり病気の回復が遅れたり、余病の原因にもなります。医師、看護師だけでなく、栄養士、薬剤師、リハビリ療法士、検査技師、事務職員などのすべての職員が全患者様を対象に栄養管理に取り組んでいくチームです。当院では2003年7月よりNSTを構成し、2004年4月より活動を開始しています

◆NSTの活動内容
 当院に入院される患者様には全員に身体計測(身長・体重・皮下脂肪など)、血液検査、問診を行い入院時栄養評価を行っています。栄養評価を行った後でその人にあった栄養プランを立てたり問題点を話し合い改善に努めています。
 平成16年4月よりNST回診を1ヶ月に数例ずつ開始し、褥瘡患者を中心とした栄養状態の改善に取り組んでおります。基礎エネルギー量と必要エネルギー量の算定を行いカロリー不足の補正を行っていくのが主な内容でした。メンバーの定期的な勉強会と研修会、学会の参加や電子カルテ導入に伴い栄養評価が容易となったことも重なり徐々にレベルアップしてきています。


(1病棟)
 急性期、重症、周術期、糖尿病、透析、癌治療、COPDの患者様を受け持つユニットで構成されています。全ての患者様に入院時の栄養評価を行っています。最低月1回は栄養のアセスメントを行うこととし、中等度から極度の栄養不良患者様においては2週間に1回、また軽度の栄養不良であっても褥瘡を有する患者様や手術予定患者様などの予備群については注意して経過をみています。活動当初は委員が全てをアセスメントしていましたが、現在では勉強会を行い係りを設け各チームごとにアセスメントできるようになりました。

(2病棟)
 療養病床です。褥瘡患者様を中心とした栄養アセスメントを行っていますが、全員のアセスメントは行えていません。リハビリを目的とし、介護を中心とした患者が多いのですが、褥瘡発生率が低いため、NST介入が浸透していないという現状です。

(緩和ケア病棟)
 ターミナル患者様が対象であり全ての患者様にはNST介入できていないのが現状です。末期がん患者様における栄養管理については、患者様のQOL向上に結びつき、更に延命効果が期待できるとの興味深い報告もあります。苦痛の緩和に努めることを前提とし、生きる喜びを得ていただく一つの手段としてかかわっていく必要があるでしょう。
◆NSTの活動スケジュール
毎週土曜日 NST回診(NSTラウンド)症例検討
毎月第2金曜日 12時〜13時NSTミーティング
18時〜19時NST勉強会
※その他、院内全職員対象のNST勉強会を行っています。
◆NST専門療法士臨床実地修練について
 当院は日本静脈経腸栄養学会の『NST稼動施設』、日本病態栄養学会の『栄養管理・NST実施施設』、および日本静脈経腸栄養学会NST専門療法士認定のための『実施修練認定教育施設』の認定を取得しております。
 平成22年度の臨床実地修練は応募多数のため締め切りました


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